久しぶりの
ウインドフォイル教室を開きます
以前知り合いのFBページで話題になった事も有りましたが、
競技に参加する方はもちろん一般のウインドセイラーの方も付けている
ブームに付けられている
アウトホールカンニンガムシステムの事について お伝えします。
このシステムは走らせながらアウトホールの引き具合をブームに取り付けられたクリートとロープにより調整出来るシステムです。
簡単に説明すると、
ロープをゆるめて止めると、
セイルは深くなり力強くなり後ろ手側に力を感じやすくなります。
ロープを引いて止めると、
セイルは浅くなりセイルの力も浅くなり前の手側に力を感じる事となります。
補足として、
後ろ手に掛った力は後ろ足に伝わり
前の手に掛った力は前足側に伝わやすくなります。
これらの調整が乗りながらできセッテングバランスを変えられる事が
このシステムを取り付けている大きなメリットです。
ここ最近のウインドサーフィンでは、FinとFoilの二つのスタイルがありますが
ボードに対して どこに力/支えを感じて走らせるのか?ですが、
Finでの場合は、ボードの後ろ側に付けられたFinの側/ボードのエンドから50cmほどのエリアに浮き上がる力を感じる様に接水面を小さくさせる様 後ろ側に移動させて行きその 接水面との釣り合いを取りながらの バランスを作り走ります。
Foilの場合、最初から最後まで主翼の位置に力を感じて釣り合いを取って走らせるのでFinの様に移動する事はありません。
補足としては、
Finは釣り合いの取れる場所へ重しとなる体の位置を後ろに後ろに移動させる
Foilの場合は浮き上がりのコントロール以外は体を移動する事は無い訳です。
Finの場合はボードの接水の抵抗が大きいので大きな力を加え続けないとプレーニングエリアを小さく出来ないのですが
Foilの場合は一度浮き上がってしまえばボードの接水は無くなるのでFinほど大きな力を加える必要は無い訳です。
そんな訳で、
Finのセイルは深く後ろ手/後ろ足に力を伝える状態でのバランスとなる様セイルを調整しますが
Foilは浮き上がってしまえば抵抗が少ないので深いセイルからの力は必要無いのと
乗る位置が主翼上でのバランスとなるので後ろ足に大きく掛ける必要はなくなります
十分過ぎない コントロール出来る範囲でのセイルパワーの調整が必要となります。
そこで、ブームを引いて調整出来る範囲を確保しておきます。
Foilに使用するブームの長さは
セイルの推奨するアウトホールの規定値よりも5cm前後はブームを長くしておきます。
私の場合、Finでのセイルの場合は規定値よりも3cm前後長くしておきます。
殆ど全てと言ってよい位、このシステムを付けていながら
セイルの規定値の長さと同じブーム長にしている方がほとんどなのでパワーを加えて後ろ手後ろ足に掛るバランスへの調整は出来てもパワーが大きい時にそれを小さくコントロールしやすくするバランスへの調整は出来ないのです。
この機会に、
快適なウインドサーフィンを楽しんで頂けたらと思います。
Foil用のブームは普通に5cm前後長めにしておきます
丁度良いフォイリングの時から強めにセイルパワーを感じる時はこのような状態となります。あとひと引き出来る様にしておきます
真っ平、この状態にして乗る事は普通に有ります。 見た目に綺麗なセイルカーブでは無く 乗れるセッティングにさせます
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6月11日に予定しております
ウインドサーフィンチャレンジCUPの開催準備を進めております。
このページにて詳細をお伝えしておりますので、引き続きご確認お願いいたします。
6月4日の体験会の時は素足にて参加して頂いておりましたが
足下に岩など不安な状態の箇所もありましたので、
6月11日は濡れてもかまわない靴を用意して頂くよう
お願い言い足します。
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ウインドフォイル映像
https://youtu.be/lN7PpJ-BfLk
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神奈川県 鎌倉・逗子・葉山の湘南エリア東部
6月8日は南寄りの風が吹きそうです。
6月9日は北寄りの風が吹きそうです
ウインドサーフィンスクール
ウインドフォイルスクール
生徒さん募集中 丁寧に指導いたします
https://www.hayama-surfclub.com/school