昨日の続き
画像を見て気が付くと思いますが、
潮の満ち引きのなだらかな状態、傾斜が大きい状態と随分と違うのです。
元々気圧傾度が有る状態では潮が悪くても吹いたりしますが
潮の動く日の方が風が良い傾向とも言えます。
過去20年前から、葉山サーフクラブのウインドサーフィンツアーを毎年開催してきました
冬の時期は南の島での開催が多く南の島ですのでアウターリーフのあるラグーンの中でのセイリングとなると
潮が十分有る時を見はからって一日中十分な深さのある潮周りの期間で日程を決めていました
つまり潮の干満の無い小潮がらみの長潮・若潮辺りとなります
ところが4日間のツアーのプレーニングできた日があまりにも少ない事が続いたので
過去の気象データーを一から確認したところ潮が十分に動いている潮周りは風が吹いている傾向で
一日の風のデーターをよく見るとその観測地点の潮どまりの時間に風の変化も確認する事ができました。
その後は潮周りを中心に開催日程を決める様にしてからは半分以上の確立でプレーニングが出来ている訳です。
元々風は、温度差によっておきます
空気は冷たいと縮まり、暖かいと膨らむので、重さがが温度によって変わります
重さがが変わると移動が起こります
これが風となるのですね
私たちが生活している陸では一日の内気温が最も下がる時間帯は日が照り始める前の朝方ですが、
海は水の上ですので日が照っていても気温は大きく変わらないので、
陸と海の間での温度差が生まれます
秋から冬には朝方に暖かい海の向かって風が吹きます
この風は温度差が少なくなるお昼に弱まり、
曇り空の時などは地表面に日が当たらず気温が上がらないのでお昼になっても吹いていたりします。
逆に、夏は天気が良く陸が温まる時間帯に海から陸に向かって風が吹いてくるきますね
ですが、風の流れを遮る空気の停滞や気圧傾度からの空気の流れが有ると遮られてしまいますので
春から夏にかけては昼に潮が良く引きます気温が上がる時間に干潮となり、
潮どまりから気温差と共に潮が上げてくると確りとした海からの風が潮と共に吹いてきます
気圧配置も含めて風の流れを遮らない事も有りますが、
潮周りの良い天気の良い日が続くと毎日の様に良い風が吹くのはその訳です。
ウインドサーフィンをしていると海に接している時も長くなり
色んな事を経験して勉強になる事、多々ありますので
気にして見ていると面白いと思います。
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ウインドフォイル映像
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神奈川県 鎌倉・逗子・葉山町の湘南エリア東部の
5月26日は北の風が一日ふきそうです
午前中は幾分強めに吹くと思われます。
5月27日は南の風が一日ふきます
午後幾分強めに吹くと思われます
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