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WIND FOIL TEST RIDE 3

2019/12/27

WIND FOIL TEST RIDE 2 からの続き

フォイルの浮く力の位置に対して重心をどこに置くかが大切なのです
翼の浮く力の中心の対して乗っている物を前にずらしたら、
下降していきますし後ろにしたら上昇します。
いずれのズレも直ぐに反応しないので傾き始めたら早めに調整する様にします
昔、遊んだシーソーの様な動きをイメージすると解りやすいです
主翼の位置がシーソーの真ん中軸、乗っている木の板がボードとなります。

バランスの取れているフォイルは大きな動きを必要としないのです
逆に、安定したフォイルを使っていても大きく体を移動してしまう人は
水平を維持で出来ずに常に上げて下げての動きとなりますしその度に重心の調整が必要となるのです。
ジャイブ中の動きも然りです

もう一つ考え方を加えて置きましょう
重心はどこに支えられているのか?
重心とは何か?
重心は、私たちの体の重さ (セイルも含む)ですが、セイルから生まれる力もそれに含まれます
その重心は2つの柱に支えられています 2つの柱とは、
マストと私たちの体とが支えになりハーネスラインに位置するセイルパワーを支えている事となります
マストがつながるジョイント部分は動かし様が有りませんので確定している部分
私たちの2つの足は、
例えば後ろ足に10割体重が乗れば後ろ足がその個所
後ろ足前足共に5割なら前後ろ足の真ん中が私たちの体で支える中心個所となり
頭の位置を動かす事によりトリムコントロールができる部分と言えます
状況によっては2つの足に支える以上にマストに掛けに行く様な動きもしますし、
全くマストにかかる割合を少なくする事もあります
それはフォイルから生まれる力の位置によります
ハーネスラインの位置・ジョイント部分・私たちの足との3点で三角形をイメージすると分かり易いです
三角形を変化させる事により重心の位置をフォイルから生まれる浮き上がる力に載せに行くようにします
ウインドサーフィンの特徴でもあるユニバーサルジョイントがそれを可能にしています。


右に向かう走りとして、 左角が後ろ足 右角がジョイント部分 上の角がハーネスライン
右の三角はあり得ないと思いがちですがフォイルの上昇を押さえに行く時にこうなります
ユニバーサルジョイントは凄いですね・・。

今回のテストライドで使っているフィユスレージ95は主翼がより後ろに位置します
その位置にハーネスラインを載せに行ったら
全体に私たち体は後ろ足に掛かる割合を大きくなり、ジョイント部分に掛かる割合は小さくなります
上の画像では左側の図となります。
ジョイント部分からの距離が長くなるので ブームが高くなった訳が理解できます。

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